豪雨・冠水への備え|車両水没時の対応
水没した車の窓は、
素手では割れない。
ゲリラ豪雨や台風による道路冠水で、車ごと水没する事故が毎年発生しています。ドアも窓も開かなくなったとき、命を守る最後の手段が「脱出用ハンマー」です。
実験結果 — 車内にあるもので窓は割れるのか
| 試したもの | 結果 |
|---|---|
| ヘッドレストの金属部分 | 割れない |
| 小銭を詰めた袋 | 割れない |
| 車のキー・傘など | 割れない |
| 脱出用ハンマー(先端が尖ったタイプ) | 割れる |
※車のサイドガラスは強化ガラス。面で叩いても割れず、硬く尖った先端で一点に力を集中させる必要があります。水中では水の抵抗で叩く力も大きく落ちます。
車内の身の回り品では、窓はほぼ割れません。
専用の脱出用ハンマーを備えておくことが有効です。
専用の脱出用ハンマーを備えておくことが有効です。
水没したときの行動手順
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落ち着いて、シートベルトを外す
パニックが最大の敵です。同乗者にも声をかけ、まずベルトを外します。外れない場合はハンマー付属のシートベルトカッターで切断します。
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水没直後、まずドア・窓を開けてみる
浸水が浅いうちならドアが開くことも。パワーウインドウは水没後しばらくは動く場合があるため、早い段階で開けるのが最優先です。
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開かなければ、ハンマーでサイドガラスを割る
割るのはサイドガラスの四隅(端の部分)。中央より少ない力で割れます。フロントガラスは合わせガラスのため割れません。
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それでも出られなくても、あきらめない
車内への浸水が進み内外の水位差が小さくなると、水圧が抜けてドアが開けられるようになります。最後まで脱出のチャンスはあります。
備えるときの3つの注意点
- ① 自分の車のガラスの種類を確認する 近年はサイドガラスにも「合わせガラス」を採用した車種が増えており、ハンマーでは割れません。ガラス刻印や販売店で確認し、割れる強化ガラスの位置を把握しておきましょう。
- ② 運転席から手の届く場所に「固定」する グローブボックスやトランクでは、いざというとき取り出せません。シートベルトを締めたまま届く位置(運転席ドアポケット等)に、衝撃で飛ばないよう固定して設置します。
- ③ 信頼できる製品を選ぶ 脱出用ハンマーは事前に試し割りができません。破砕性能の基準を満たした製品で、シートベルトカッター付きのものを選びましょう。小さなお子様の手に触れない配慮も必要です。
脱出したあと — 車はJAFにお任せください
命を守る脱出は自分で。脱出後の車は、自分でなんとかしようとしないでください。
- 水が引くまで、車を動かさない 水が引いた後でも、エンジンをかけると破損や感電の危険があります。絶対にやめてください。駐車中に水没した車も同様です。
- JAFのロードサービスに連絡する JAFは浸水車両のけん引に対応しており、水が引いた後に自宅や販売店・整備工場まで運ぶことができます。会員ならけん引20kmまで無料(非会員は1kmごとに830円)。
JAF未加入の方は、
当社店舗で加入いただけます。
ウエインズトヨタ神奈川の各店舗にて、JAFへの入会手続きを承っています。車検・点検のご来店時に、スタッフへお気軽にお声がけください。
ご依頼内容で「JAF加入」をお選びください
備えは、
なにごともない日のうちに。
お時間のあるときに、お車に脱出用ハンマーがあるか見てみてください。
ご不明な点は、担当店舗・スタッフまでお気軽にお声がけください。
参考:JAFユーザーテスト/JAFクルマ何でも質問箱「自動車が水没したときの対処と脱出方法とは?」/国土交通省「豪雨に備えて、車に脱出用ハンマーを備えましょう」/国民生活センター「自動車用緊急脱出ハンマーによるガラスの破砕」 ※JAF料金は2026年9月時点
