THE BEGINNING
塗装の仕事に興味を持ったきっかけを教えてください。
工業系の高校を卒業したあと、新卒で入社したのは大きな建設機械メーカーの工場でした。車自体は昔からずっと好きで、心のどこかで「いつか好きなことを仕事にできたら」という思いはあったんです。最初は趣味としてクルマいじりを楽しんでいたのですが、勤めていた工場の移転が決まったタイミングで「異動するか、辞めるか」の選択を迫られて。思い切って会社を離れる決断をしました。そこから、車に関わる仕事を探す中で興味を持ったのが、整備(メカニック)よりも塗装や板金といったボディの仕事でした。ちょうど自宅の近くにそうした求人を出している板金塗装の会社があり、本当にたまたまのご縁で飛び込むことになりました。


WHY WEINS
ウエインズトヨタ神奈川を選んだ理由を教えてください
そこから約9年間、個人経営の板金塗装店に勤めました。ただ、休みがほとんど取れず、遅い日は日付を超えて働くような状況が続いていました。結婚をきっかけに「このままでは生活が回らない」と感じ、思い切って転職を決意しました。知り合いも多くない土地だったので、求人サイトを通じて複数の会社からオファーをいただいたのですが、自宅から近かったことと、当時乗っていた車がたまたまトヨタ車だったこともあり、ウエインズトヨタ神奈川1社に絞って選考を受けました。
CAREER CHANGE
個人経営の板金塗装店から転職されて、入社後にギャップや驚いたことはありましたか?
まず大きく変わったのは仕事の進め方です。前職は人数の少ない職場だったので、1台の車を最初から最後まで自分ひとりで完結させることがほとんどでした。ですがウエインズトヨタ神奈川は在籍スタッフがとても多く、1つの作業にも複数の人が関わります。誰が担当しても次の工程がやりやすいように仕上げなければならない -そのあたりの感覚は、今でも意識しながら身につけている最中です。技術的な面でいちばん苦労したのは、使用する塗料が変わったことです。前職では溶剤系の塗料を使っていましたが、ウエインズトヨタ神奈川では水性塗料が主流です。塗り方から根本的に覚え直す必要があり、正直かなり苦戦しました。水性塗料は乾燥に時間がかかるため、梅雨のように湿度が高い時期は特に大変です。次の工程を担当する人を待たせないよう、いかに効率よく仕上げるかを常に意識しています。分からないことは職場の先輩に相談しながら、自分なりのやり方を少しずつ吸収しているところです。
SKILL UP
塗装技能検定1級に挑戦されていると伺いました。合格に向けて、どのようなことを心掛けていますか?
去年、メーカーの塗装技能検定2級に合格し、今年は9月の試験で1級合格を目指しています。合格のカギになるのが「調色」-決められた時間の中で正確に色を作り上げる工程です。仕事の中でも時間を区切って作業する場面が多いので、普段の業務からストップウォッチで時間を計りながら、なるべく無駄なく仕上げる意識を持って取り組んでいます。7月から8月にかけては検定に向けた研修も毎週のように開催され、他のサービスセンターの受験者と情報交換できる貴重な機会にもなっています。
NEXT GOAL
今後、挑戦してみたいことや目標を教えてください
まずは目の前の仕事を一つひとつ確実にこなし、クレームなく納車できる状態を続けていくことが基本だと思っています。完璧を求めすぎてしまう性格だと周囲からもよく言われるのですが、どこで作業を仕上げるかの判断は、経験を積み重ねる中で少しずつ磨いているところです。
もう一つ挑戦してみたいのが、後輩への技術継承です。最近は20代の若いスタッフも塗装の仕事に加わってきていて、自分は決して教えるのが得意なタイプではないのですが、困っている様子があればできるだけ早くフォローできるようになりたいと思っています。人数が多く、いろいろな経験やノウハウを持つ人が集まっているウエインズトヨタ神奈川だからこそ、そうした技術の受け渡しにも挑戦できるのではないかと感じています。

